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ACT-Aが新型コロナ対応の資金需要を公表:グローバルファンドは3部門で主要プレーヤー

2022年2月11日
ACT-Aが新型コロナ対応の資金需要を公表:グローバルファンドは3部門で主要プレーヤー

2月9日に開催されたACTアクセラレーター(ACT-A)の資金調達キャンペーン会合に合わせ、ACT-Aの財務フレームワーク文書が公表され、ACT-Aとしての調達目標額は168億ドルであることが発表されました。

ACT-Aは、新型コロナウイルス感染症の検査・治療・ワクチンという医療ツールの開発・生産を加速化し、世界的に公平なアクセスを実現させるため国際協働の枠組みで、グローバルファンドはACT-Aを構成する主要メンバーの一つです。今回発表された資金調達は、2021年10月~22年9月の1年間における低・中所得国のコロナ対策支援のための資金供与(グラント)の財源を集めるもので、ワクチン、検査、治療、保健システムの各部門で、新型コロナの流行を収束させるための医療ツールの研究開発、製品審査、物品の調達、技術支援、各国での供給網支援などに使われます。

また、この文書で各部門の要請金額の内訳詳細が発表されました(下表)。グローバルファンドを通じた支援は医療用品の調達が多いため、治療と保健システム部門ではACT-A各組織の中で最大、検査部門ではグローバルファンドが幹事機関をつとめる検査コンソーシアムが主要部分を占めます。これらは、約100カ国の低・中所得国がPCR検査や迅速抗原検査、治療薬や医療用酸素、ゴーグルやガウン等医療従事者のための防護具を購入する費用として供与され、各国のコロナ対策の重要な財源となります。


Source: WHO.2022. Consolidated Financing Framework for ACT-A Agency & In-Country Needs, October 2021 to September 2022 A product of the ACT-A Facilitation Council Financial & Resource Mobilization Working Group  (2022年2月10日アクセス、FGFJにて和訳、若干の編集)

*表中のグローバルファンドの検査部門の金額について
表中のグローバルファンド行の検査部門の38.7億ドルは、グローバルファンドが幹事機関を務める「検査コンソーシアム」(Diagnostics Consortium、以下50以上の組織が参画)を通じた支援のための要請額であり、グローバルファンドおよびそれ以外のコンソーシアム参加組織を通じた支援の合計額である。尚、同コンソーシアムに参加するユニセフは検査部門で16億ドルの支援を計上しているが、その額は、検査コンソーシアムの一部としてグローバルファンドの行に含まれ、ユニセフの行には計上されていない。

コンソーシアム参加組織 A*STAR, ACT-A Community Rep, AdvaMed, AdvaMedDx, Africa CDC, African Union, Alcela, ALLADIV, Amstredam UMC, APHL, ASLM, BMGF, CEPI, CHAI, Coalition Plus, CVC, DFAT, DFID, DxD Hub, Elizabeth Glaser Pediatric AIDS Foundation, European Commission, FCDO, FIND, Fiocruz, Fondation Merieux, GAVI, Global Fund, GISAID, Health Poverty Action, UK/UNITAID CS Board Member, IFPMA, KFW, LSHTM, Mayo Clinic Laboratories, MedAccess, MedTech Europe, MSF, NIH, NL, PAHO, PATH, RadX, RF, Solthis, UNICEF, Unitaid, US CDC, USAID, WaterStreet, WB, WEF, Wellcome Trust, WHO.


 

ACTアクセラレータの詳細については、ACT-A WATCHをご参照ください。

グローバルファンドの新型コロナ対応については、グローバルファンドウェブサイト(英文)およびグローバルファンドの新型コロナ対応の最新状況(和文)をご参照ください。

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